つぶやき/天体ショー2026晩春4月
2026年 03月 31日
令和8年(2026年)晩春4月の星空情報
「こと座流星群が極大」

夕方、暗くなった頃の空を見上げると、西の空には冬の星座の星々がまだ残っています。その中で高い空には木星、低い空には金星が輝いています。月が19日には金星に、22日、23日には木星に近づきます。星空の中を移動していく月と惑星たちとの共演を楽しみましょう。4月こと座流星群が22日深夜から23日未明にかけて見頃を迎えます。流星の数は多くはありませんが、今年は月明かりの影響が少なく、比較的良い条件で観察できます。
三日月と金星が共演
4月19日、日の入り30分後
4月に入り、日の入り後の西の空には、マイナス3.9等の明るさで輝く宵の明星とも呼ばれる金星が見えます。3月に比べると、金星の高度が上がってきました。19日には、細い月が金星に接近します。この日の月は、17日の新月の日を1日目とした3日目の月で「三日月」と呼びます。三日月は想像していたよりも、実際は細く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

月が木星に接近
4月22日日の入り1時間後、4月23日日の入り1時間後
4月の木星は、日の入り後は空の高い位置で見え、夜遅い時間には北西の方へと沈んでいきます。22日と23日には、月と木星が並んでいる様子が見られます。24日に上弦となるほぼ半月状の月とマイナス2.1等の明るさで輝く木星が並ぶ様子は、目を引く光景となるでしょう。木星は、ふたご座に位置しており、ふたご座の1等星のポルックス、2等星のカストルも近くにあるため、月の周りがにぎやかに見えるかもしれません。(クリックで拡大)

こと座流星群が極大
4月23日、午前3時頃
4月こと座流星群は、毎年見られる流星群の一つです。その歴史はたいへん古く、紀元前687年に中国で観測されたのが最初の記録だとされています。普段の年は、さほど多くの流星が流れるわけではありませんが、時折、数多くの流星が出現することがあり、国内では1945年に、海外ではアメリカなどで1982年に流星数の増加が観測されています。
2026年の4月こと座流星群の極大は、4月23日5時頃と予想されています。日本では多くの地域ですでに薄明が始まっている時間帯ですが、その直前の3時頃には、比較的条件良く観察できそうです。
4月こと座流星群の流星が見え始めるのは、放射点が空に昇ってきた後の4月22日22時頃です(時刻や流星の見え方は東京付近の場合。以下同じ)。ただし、この時には、西の空に月があって月明かりが邪魔することと、流れる流星の数もわずかのため、観察の条件は良くありません。その後、23日0時頃(22日の深夜)に月が沈みます。このころには放射点が高くなり、極大時刻にも近づいていくことで、見える流星が増えていくでしょう。流星が最も多く見えるのは23日3時頃とみられ、空の暗い場所であれば1時間に10個程が見られるものと予想されます。また流星が多めに出現する場合には、流星数が1時間に15個程になることも期待されます。(クリックで拡大)

4月の季節カレンダー
満月:4月2日(木)
清明(太陽黄経15度):爽やかな風や心地の良い陽気を感じられる美しい季節、4月5日(日)
下弦の月:4月10日(金)
土用の入り(太陽黄経27度):お墓参りや仏壇の掃除などの行事を始める日、4月17日(金)
新月:4月17日(金)
穀雨(太陽黄経30度):さまざまな穀物を育ててくれる恵みの雨がたっぷりと降り注ぐ頃、4月20日(月)
上弦の月:4月24日(金)
提供:国立天文台
令和8年(2026年)の天体ショー
冬1月の星空情報「初日の出」
初春2月の星空情報「カノープス」
春3月の星空情報「皆既月食」
晩春4月の星空情報「こと座流星群が極大」(当記事)

「こと座流星群が極大」

夕方、暗くなった頃の空を見上げると、西の空には冬の星座の星々がまだ残っています。その中で高い空には木星、低い空には金星が輝いています。月が19日には金星に、22日、23日には木星に近づきます。星空の中を移動していく月と惑星たちとの共演を楽しみましょう。4月こと座流星群が22日深夜から23日未明にかけて見頃を迎えます。流星の数は多くはありませんが、今年は月明かりの影響が少なく、比較的良い条件で観察できます。
三日月と金星が共演
4月19日、日の入り30分後
4月に入り、日の入り後の西の空には、マイナス3.9等の明るさで輝く宵の明星とも呼ばれる金星が見えます。3月に比べると、金星の高度が上がってきました。19日には、細い月が金星に接近します。この日の月は、17日の新月の日を1日目とした3日目の月で「三日月」と呼びます。三日月は想像していたよりも、実際は細く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

月が木星に接近
4月22日日の入り1時間後、4月23日日の入り1時間後
4月の木星は、日の入り後は空の高い位置で見え、夜遅い時間には北西の方へと沈んでいきます。22日と23日には、月と木星が並んでいる様子が見られます。24日に上弦となるほぼ半月状の月とマイナス2.1等の明るさで輝く木星が並ぶ様子は、目を引く光景となるでしょう。木星は、ふたご座に位置しており、ふたご座の1等星のポルックス、2等星のカストルも近くにあるため、月の周りがにぎやかに見えるかもしれません。(クリックで拡大)

こと座流星群が極大
4月23日、午前3時頃
4月こと座流星群は、毎年見られる流星群の一つです。その歴史はたいへん古く、紀元前687年に中国で観測されたのが最初の記録だとされています。普段の年は、さほど多くの流星が流れるわけではありませんが、時折、数多くの流星が出現することがあり、国内では1945年に、海外ではアメリカなどで1982年に流星数の増加が観測されています。
2026年の4月こと座流星群の極大は、4月23日5時頃と予想されています。日本では多くの地域ですでに薄明が始まっている時間帯ですが、その直前の3時頃には、比較的条件良く観察できそうです。
4月こと座流星群の流星が見え始めるのは、放射点が空に昇ってきた後の4月22日22時頃です(時刻や流星の見え方は東京付近の場合。以下同じ)。ただし、この時には、西の空に月があって月明かりが邪魔することと、流れる流星の数もわずかのため、観察の条件は良くありません。その後、23日0時頃(22日の深夜)に月が沈みます。このころには放射点が高くなり、極大時刻にも近づいていくことで、見える流星が増えていくでしょう。流星が最も多く見えるのは23日3時頃とみられ、空の暗い場所であれば1時間に10個程が見られるものと予想されます。また流星が多めに出現する場合には、流星数が1時間に15個程になることも期待されます。(クリックで拡大)

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4月の季節カレンダー
満月:4月2日(木)
清明(太陽黄経15度):爽やかな風や心地の良い陽気を感じられる美しい季節、4月5日(日)
下弦の月:4月10日(金)
土用の入り(太陽黄経27度):お墓参りや仏壇の掃除などの行事を始める日、4月17日(金)
新月:4月17日(金)
穀雨(太陽黄経30度):さまざまな穀物を育ててくれる恵みの雨がたっぷりと降り注ぐ頃、4月20日(月)
上弦の月:4月24日(金)
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提供:国立天文台
令和8年(2026年)の天体ショー
冬1月の星空情報「初日の出」
初春2月の星空情報「カノープス」
春3月の星空情報「皆既月食」
晩春4月の星空情報「こと座流星群が極大」(当記事)
by u-t-r
| 2026-03-31 16:00
| つぶやき
