花と山野草/館町の街角の花

館町の街角に咲く花たち(7月末)
八王子市館町
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写真ストックを整理していたら、今年の夏に撮った草花の写真が出てきました。大分時期遅れになりますが、ご紹介したいと思います。北野街道の御霊神社と周辺の住宅街で見かけた花たちです。

住宅街の庭先で

北野街道から湯殿川を明神橋で渡って、白壁が美しい御霊神社に通じる道を歩いてみました。車が1台通るのがやっとな道沿いは閑静な住宅街。庭先に白い大きな花が咲いていました。真っ赤な雄しべ、大きな白い花が一際目を惹く豪華な花カサブランカです。オランダで改良されたユリ科ユリ属の栽培品種で、オリエンタル・ハイブリッドと呼ばれる種類のユリのひとつです。もともと日本の鹿児島県トカラ列島の口之島に自生していたタモトユリが元になっていますが、残念ながら球根を乱獲されて原産地では絶滅してしまいました。開花が進むにしたがって、花びらがくるりと外側にめくれるようになるのもカサブランカの特徴のひとつです。花言葉は「雄大な愛」「壮大な美しさ」「威厳」「無垢」「純粋」「祝福」「甘美」。まさしく女王の風格。(クリックで拡大)
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チョウチョが舞っているような可憐な花、クレオメの別名は西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)と酔蝶花スイチョウカ)です。自生地は熱帯アメリカの、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイなど南米南部を中心に、ブラジル南東部。品種改良はあまり行われておらず、ほぼ原種に近い形で育てられています。長く突出しているのは雌しべと雄しべ。一輪の花は短命ですが、花序は下から上へと咲き進んでいき、長い花期の間次々と開花します。花言葉は「秘密のひととき」「あなたの容姿に酔う」「思ったより悪くない」「小さな愛」。こんなにきれいなんですもの。(クリックで拡大)
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すっくと立ち上がった茎に鮮やかなピンクの花をたくさん付けて。チェリーセージです。原産地はメキシコで、サルビアミクロフィアの別名で分かるとおりサルビアの仲間です。名前の由来は、葉を揉むとサクランボのような甘い香りがすることから。セージの名前通りハーブの一種ではありますが、通常チェリーセージを食べることはありません。葉や花に甘い香りがあることから、彩りとしてサラダに加えたり、クッキーなどのお菓子に飾ったり、飲み物に浮かべたりしても楽しめるそうですよ。花言葉は「燃ゆる思い」「尊重」「知恵」。(クリックで拡大)
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湯殿川の岸辺で

北野街道に沿って流れている湯殿川。長沼付近で浅川と合流し、日野で多摩川に合流する多摩川水系の一級河川です。かつては、蛇行し川幅も狭かったことからたびたび洪水が発生していた暴れ川でした。昭和14年(1940年)以降、改修工事で川を直線にするとともに川幅を広げ、遊歩道、親水護岸を設置する河川整備が行われて、御霊神社付近では親水公園となっています。そんな湯殿川の岸辺に白いアジサイが咲いていました。少々枯れかけていますが、時期からみてこれはアナベルでしょう。原産地は北アメリカ東部で、アメリカ原産の野生種である「Wild white hydransea(ワイルドホワイトハイドランジア)」を原種にして改良・作成された園芸品種のアメリカアジサイです。花言葉は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」。夏の暑さにも負けず、長い間花を咲かせるからでしょうね。(クリックで拡大)
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護岸が公園になっていて、まだ生育途中の木が白い花を付けていました。中国南部が原産地の百日紅(サルスベリ)です。よく見るのは淡いピンク色の花ですが、白い花の百日紅もあるんですね。白だからといって「百日白」とは書かないみたい。花言葉は「雄弁」「愛嬌」「不用意」。なにせ、猿も木から落ちちゃう木ですからねぇ。(クリックで拡大)
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御霊神社の境内で

園芸品種ばかりが花ではありません。御霊神社の境内に咲いた小さな紫色の花はアキノタムラソウ(秋の田村草)。学名:サルビア・ヤポニカの名前通り我が国では本州から沖縄にかけて広く分布する山野草で、国外では朝鮮と中国に分布しています。 よく似た名前の草花で、ほかに、よく似た紫色の花をつけるナツノタムラソウ(夏の田村草)と、白い花をつけるハルノタムラソウ(春の田村草)があるそうですね。花言葉は「善良」「協力」「合意」「自然のままのあなたが好き」。雑草のように強い草ですが、花はこんなに可憐です。(クリックで拡大)
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ちょっとピンボケでごめんなさい。アオバズクの巣の下で咲いていたヒメジョオン(姫女菀)です。「姫」は小さいを、「女菀」は中国産の野草を表します。原産地は北アメリカで、江戸末期の1865年(元治2年/慶応元年)ごろに観葉植物「「柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)」として日本に導入されたヒメジョオン。その強い繁殖力がアダになり、明治時代には雑草となり果てました。私は素朴な美しい花だと思います。花言葉はたったひとつ、「素朴で清楚」。(クリックで拡大)
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by u-t-r | 2018-11-06 16:00 | 花と山野草

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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