八王子見て歩記/浅川ゆったりロードの桜-3
2018年 06月 05日
浅川ゆったりロードで桜を見よう/3月末
第3話:「睦橋〜東横山橋〜横山橋」
古来から日本人が愛して止まない桜。そんな桜や花見に関する風流で美しい言葉を桜ことばと呼びました。花霞(はながすみ)、桜吹雪、花筏(はないかだ)、桜雨(さくらあめ)、桜流し、花の浮き橋、桜影、花あかり、零れ桜(こぼれざくら)。お花見を楽しんでいる方を桜人(さくらびと)と呼ぶのもそのひとつ。この日は南浅川の岸辺にたくさんの桜人が思い思いの場所で桜を楽しんでいました。
睦橋
「五月橋」を過ぎて、南浅川の左岸を歩いていきます。ちなみに川の右岸・左岸は下流側から見た左右で呼ぶそうですよ。今回は下流からスタートしたので、見たまま川の左側=左岸です。
見上げれば、満開の桜と春の空。(クリックで拡大)
向こう岸では、若いご夫婦が娘さん二人を連れて、お花見していました。
なんだか、向こう岸の方が桜が多い気がする。次の橋で渡ってみましょう!隣の芝生はなんとやら。
よ〜し!あの橋で向こう岸に渡っちゃおう!
遊歩道の左側に桜の若木が育っていました。あと何年か経てば、このあたりも桜でいっぱいになるかもしれませんね。(クリックで拡大)
隣で咲いていた鮮やかなピンク色の桜です。ミツバツツジの花色とよく似ています。(クリックで拡大)
睦橋に到着しました。この橋は歩行者と自転車以外は通行禁止です。
さぁ向こう岸に渡りましょう。前方の白い建物は市営長房第一団地です。
南浅川の右岸を歩く
ほ〜ら、ほらほら。左岸と比べて右岸はこんなに桜がある!橋を渡って大正解。
右岸の桜は、枝が川に張り出すように低く伸びているので、目の高さで桜の花を観賞できます。(クリックで拡大)
こ〜んな感じ。桜が目の前!(クリックで拡大)
川面にかかる桜も風情がありますね。
桜のトンネルの向こうにベージュ色の小さな建物が見えてきました。
多機能バリアフリートイレでした。男性用1室と、女性・身障者用1室の計2室。新築のようですね。
桜の木陰に切り株で作ったイスが置いてありました。ちょっと休憩しましょう。
東横山橋
桜の向こうに見えてきた橋は「東横山橋」です。
この橋も橋桁が低いです。橋によって橋桁の高さは様々なようです。
なにせこんなに低いんですから。頭がぶつかりそう。
富士森高校
このあたりから左岸も桜並木がはじまります。
ツボミはピンク色なのに白い花が咲く不思議。高尾梅郷の梅の花もそうでした。ツボミの色と花の色が一致しないのです。一説によると、桜の花びらに含まれるアントシアンという赤い色素の影響だとか。寒いと分解しないで花びらの中に留まるため花がピンク色に、暖かいと分解されて樹に吸収されてしまうため花が白くなるそうな。(クリックで拡大)
東横山橋のすぐそばにあるのが東京都立富士森高等学校。サッカー部は、平成30年度高校総体・東京都西支部予選で決勝まで進んだものの、惜しくも強豪の早稲田実業に破れてしまいました。残念。
どこを歩いてもいいのに、気がつくとなぜか踏み分け道をたどっている私です。「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」と書いた詩人がいましたっけ。
横山橋
上流に上がるにつれて、堰がどんどん簡単になっていく感じ。水量が少なくなるからかしらん。魚道はちゃんと確保されている模様。
川の流れを見ながら歩いていたら、桜の小枝に頭がコツン!こんなに低いところに咲く桜は、世田谷の砧緑地以外では知りません。(クリックで拡大)
桜越しに見える工場は、白辰化学研究所様。半導体製造装置の単結晶レンズの原料である高純度フッ化カルシウムにおいて業界トップシェアの会社さんで、デジタルカメラや一眼レフカメラのレンズ素材においても高い品質を誇っているそうです。
桜の花の向こうに見えてきたのは、南浅川6本目の橋、「横山橋」です。
おしゃれな高欄は長池公園の長池見附橋にちょっと似ています。
なのに橋桁はどんどん低くなる一方。次の橋では匍匐前進しなきゃいけないかも。
「横川橋」から数えて6つ目の「横山橋」。橋は残り4つとなりました。
ここから先は南浅川でもっとも桜が多い場所になります。そう。間もなく武蔵御陵なのです。
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河原で楽しそうに石投げをしていたご家族。多摩川上流の南浅川では、石がちょっと大きめです。少年が両手で抱えて投げていました。ドッボ〜ン!
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浅川ゆったりロードで桜を見よう/平成30年
第1話:「八王子市役所〜多賀公園〜横川橋」
第2話:「水無瀬橋〜五月橋」
第3話:「睦橋〜東横山橋〜横山橋」(当記事)
第4話:「陵東橋〜南浅川橋」
第5話:「古道橋〜綾南大橋〜熊野橋〜高尾駅」
八王子桜巡り(5話)/平成29年
第1話:八王子市役所の標本木/4月
第2話:平山城址公園の桜/3〜4月
第3話:長沼公園の桜/3〜4月
第4話:富士森公園の桜/3〜4月
第5話:元横山公園の桜/3〜4月
第3話:「睦橋〜東横山橋〜横山橋」
睦橋
「五月橋」を過ぎて、南浅川の左岸を歩いていきます。ちなみに川の右岸・左岸は下流側から見た左右で呼ぶそうですよ。今回は下流からスタートしたので、見たまま川の左側=左岸です。
ほ〜ら、ほらほら。左岸と比べて右岸はこんなに桜がある!橋を渡って大正解。
桜の向こうに見えてきた橋は「東横山橋」です。
ひょっとして堤防の高さに合わせてる?堤防が低ければ、橋桁も低くなっているような印象を受けます。
富士森高校
このあたりから左岸も桜並木がはじまります。
上流に上がるにつれて、堰がどんどん簡単になっていく感じ。水量が少なくなるからかしらん。魚道はちゃんと確保されている模様。
ここから先は南浅川でもっとも桜が多い場所になります。そう。間もなく武蔵御陵なのです。
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河原で楽しそうに石投げをしていたご家族。多摩川上流の南浅川では、石がちょっと大きめです。少年が両手で抱えて投げていました。ドッボ〜ン!
浅川ゆったりロードで桜を見よう/平成30年
第1話:「八王子市役所〜多賀公園〜横川橋」
第2話:「水無瀬橋〜五月橋」
第3話:「睦橋〜東横山橋〜横山橋」(当記事)
第4話:「陵東橋〜南浅川橋」
第5話:「古道橋〜綾南大橋〜熊野橋〜高尾駅」
八王子桜巡り(5話)/平成29年
第1話:八王子市役所の標本木/4月
第2話:平山城址公園の桜/3〜4月
第3話:長沼公園の桜/3〜4月
第4話:富士森公園の桜/3〜4月
第5話:元横山公園の桜/3〜4月
by u-t-r
| 2018-06-05 16:00
| 八王子見て歩記