八王子見て歩記/浅川ゆったりロードの桜-1

浅川ゆったりロードで桜を見よう/3月末
第1話:「八王子市役所〜多賀公園〜横川橋」
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3月10日〜11日に開催された高尾梅郷梅まつりはどの梅林も満開でした。2週間後の3月末には桜も咲き始めました。今年は梅も桜も例年より早かったようです。八王子の春がもうひとつ、市役所裏手からはじまります。ここは八王子市が整備した「浅川ゆったりロード」のちょうど中間地点でもあります。下流は浅川の長沼橋からはじまり、栄橋、新浅川橋、大和田橋、浅川大橋、暁橋、浅川橋、萩原橋、市役所のある鶴巻橋、松枝橋、陵北大橋までの11橋。途中、多賀公園付近で浅川と分岐する東浅川では、横川橋、水無瀬橋、五月橋、睦橋、東横山橋、横山橋、陵東橋、南浅川橋までの8橋。合計19基もの橋があります。隅田川の橋巡りは水上バスですが、こちらは浅川の自然溢れる景色をゆっくりと眺めながら、サイクリングやウォーキングなどで楽しめる無料のコース。しかも、東浅川コースは高尾までの間が連続した桜並木になっています。桜の季節にゆっくり歩いてみました。(クリックで拡大)
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八王子標本木(八王子市役所)

鶴巻橋側から数えて4本目。ガードレールの切れ目に説明板が掛かった桜があります。写真一番左の木ですね。浅川に面した市役所の土手に植えられているこのソメイヨシノが八王子の桜の開花日や満開の日などを決める桜の標本木です。例年、市内のどこよりも早く咲く桜の下からスタートしました。(クリックで拡大)
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標本木には説明板が取り付けられています。(クリックで拡大)
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今年も満開のようです。(クリックで拡大)
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保育士さんに連れられて、かわいい園児たちもお花見です。「ひょうほんぼく」って言われて分かるのかしらん。
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鶴巻橋

桜並木の外れが鶴巻橋です。
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橋の上には横断歩道がないのでガードをくぐって向こう側に行きましょう。
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ゆるやかな坂を上がれば、浅川ゆったりロードに出られます。
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木陰に石碑が建てられていました。(クリックで拡大)

川で遊ぼう。戻ってきた きれいな浅川
八王子に降った雨水は、山々から支流を形作り、多摩川に合流し海に注いでいます。
豊かな清流と子どもで賑わう水辺の環境を実現しましょう。
川の水の有機物による汚れの指標(BOD)が、平成20年度、市内の全観測点(8箇所)で環境基準達成!

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西から順に、太田川、大栗川、浅川、浜衛川、湯殿川、山田川、案内川、南浅川、御霊谷川、城山川、大沢川、醍醐川、小津川、山入川、川口川、谷地川、の16河川です。あれ?高尾梅郷を流れる小仏川が入っていませんね。(クリックで拡大)
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石碑のすぐ先に「浅川ゆったりロード」の説明板がありました。鶴巻橋はゆったりロードの下流から数えて10番目の橋なんですね。(クリックで拡大)
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多賀公園

「きれいな浅川」石碑のすぐ先の多賀公園で桜が花咲かせていました。ここから、東浅川の桜並木がはじまります。
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暖かい春の日差しの下、河川敷のグラウンドではゲートボール大会が開かれていました。
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多賀公園の裏手では、元本郷浄水場内の桜と公園の桜が満開です。
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公園のユキヤナギの白い花と、浄水場の薄いピンク色の桜が春を競っていました。(クリックで拡大)
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花開いた桜とピンク色のツボミが可愛らしい。この日の桜は満開も満開。樹が真っ白になるほど咲いているのに、散った花びらが落ちていませんでした。咲きたてホヤホヤといったところです。(クリックで拡大)
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公園の奥には運動場があって、陽当たりがいいせいか桜が全部花開いていました。(クリックで拡大)
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浅川・南浅川合流点

多賀公園は、Lが右に寝たような形をしています。Lの曲がり角に当たる部分が浅川と南浅川の合流点。白い建物(公社横川町住宅)の右側に浅川が流れ、左手の桜並木(多賀公園)から合流しているのが南浅川です。
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多賀公園を出て、ゆったりロードに戻ります。左カーブを曲がって歩いていくコースが南浅川。
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浅川と南浅川で管理する組織が違うんですね。合流点に河川管理境界の標識が立っていました。一級河川多摩川に直接流れ込む浅川は国土交通省、支流の南浅川は東京都。川にも国営と都営があったのか。
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横川橋

合流点のちょっと先にあった堰。川の流れが早くなり過ぎて河床が流されないよう河床の安定のために設置されているそうです。
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魚の遡行を妨げないように、各段に低いところを作った魚道が設けられていました。南浅川には堰がたくさんあります。
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左の桜は多賀公園。ここから武蔵御陵まで続く桜の道がはじまりました。
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若いツボミ〜膨らんだツボミ〜咲き始め〜花開いた桜。花を見ながら歩くと、疲れをあんまり感じませんね。(クリックで拡大)
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南浅川の河床に露出した軟質砂岩。この石は多摩地区の古墳によく用いられています。北大谷古墳の石室素材もこの砂岩で構築されていました。
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前方に道路橋が見えてきました。南浅川最下流の横川橋です。桜並木はちょっとお休み。
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横川橋の親柱には、それぞれ水・風・緑・空をテーマにした4つの作品が設置されています。親柱(右側)に置かれたチェーンの輪のような彫刻は「風洞No.2」。南浅川の川面をなでるさわやかな風がそっとこの橋を通り抜ける様をイメージしながら制作されたそうです。
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左側の彫刻は「波頭」。こちらの作品は、水を象徴し、おわんの形の下部が水を、突き出た上部が命ある魚を象徴しています。形にとらわれず、様々な姿で存在する生物の力強さを表現しているそう。う〜ん、芸術はむずかしい。花瓶かと思った。
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浅川ゆったりロードの東浅川コースには9つの橋が架かっています。横川橋はその一つ目。
桜を見ながら上流へ歩いていきましょう。

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八王子では、公園の緑の中や駅前、商店街などで彫刻をよく見かけます。目的は「彫刻を設置し、都市空間を利用したオープンギャラリーとする」「彫刻をとおした市民のコミュニケーションを図る」。昭和53年から彫刻のまちづくりがスタートし、平成10年(1998年)に目標であった設置数100基を達成したため(現在は103基)、この構想は終了しました。片倉城址公園には、八王子市の“彫刻のまちづくり”事業に共鳴された長崎平和祈念像で有名な彫刻家・北村西望氏の作品をはじめ、多数が展示されています。(クリックで拡大)
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浅川ゆったりロードで桜を見よう/3月末
第1話:「八王子市役所〜多賀公園〜横川橋」(当記事)
第2話:「水無瀬橋〜五月橋」
第3話:「睦橋〜東横山橋〜横山橋」
第4話:「陵東橋〜南浅川橋」
第5話:「古道橋〜綾南大橋〜熊野橋〜高尾駅」

八王子桜巡り(5話)/平成29年
第1話:八王子市役所の標本木/4月
第2話:平山城址公園の桜/3〜4月
第3話:長沼公園の桜/3〜4月
第4話:富士森公園の桜/3〜4月
第5話:元横山公園の桜/3〜4月

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by u-t-r | 2018-05-22 16:00 | 八王子見て歩記

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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