八王子周辺エリア/高幡不動-4

第4話:馬場あと〜鐘楼〜聖天堂〜大師堂
高幡不動/日野市
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まるで絵はがきのよう、高幡不動の奥殿と五重塔が織りなす景色です。背景の鮮やかな新緑がみごと。第5話では、見晴し台を下りて馬場あとへ、長い坂道を下って大師堂と聖天堂から境内に戻ります。

馬場あと

見晴し台の階段を下りていきます。せっかく稼いだ標高を吐き出すよう。なんだかもったいない感じです。
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森の道を歩いていくと、所々に咲くアジサイの花が疲れを癒してくれます。何気ない景色ですが、歩いていると気持ちいい。(クリックで拡大)
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ようやく一番下に着きました。
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グラウンドのようなところが「馬場あと」です。地名の通りなら高幡城の馬の調教所跡ということになります。児童公園くらいの大きさでした。
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「馬場あと」の外れから、境内方向への道があります。
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ゆるやかな坂道が森の中へ。げげっ!降りた分をまた登るのか…。
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高幡城址再び

東京日野ロータリークラブが建立した記念碑がありました。このあたりに10万株を超える曼珠沙華(彼岸花)を植栽したそう。秋になるとあたり一面に真っ赤な花が咲き誇るのでしょうね。
記念碑には俳句が刻まれていました。

武蔵野も
富士も
一望
曼珠沙華
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さらに坂道を上がっていくと、見たことのある石垣が。あら〜!さっき上った第2見晴し台じゃありませんか。
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さらに森の道を歩いていったら、高幡城址の見晴し台下に戻ってきてしまいました。とほほほ。これからどっちに歩くのか迷ってらっしゃる方が多数。登って降りてまた登る。大きなループを描いて、ここに戻るんですよねー。
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鐘楼

左に住宅街を見下ろして、長い下り坂のはじまりです。
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木陰の道は天然のクーラー付き。夏の日差しを遮り、涼しい風が吹き抜けます。
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向こうに鐘楼が見えてきました。手前左の下り階段は大日堂へ。右手の上り階段は、山あじさい観賞路へつながっています。
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フェンスの向こうに鐘楼が見えました。もともと仏教教団生活を規制するためのものでしたが、やがて当時貴重品だった時計の代わりとして、近隣の村々に時を知らせるものとなりました。
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フェンスにくっ付いて見てみると、鐘撞堂の中に撞木が下がっていました。破鐘を防ぐためには、打鐘して余韻のあるうちに鐘を撞かないことが大切だそうです。ご〜〜〜ん おん おん おん……、の余韻を残すのはそういう意味だったんですね。
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山あじさい観賞路の入口が見えてきました。この坂を下りきれば、五重塔と無料休憩所です。
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聖天堂

途中で左に曲がって、境内の聖天堂へ下りてみましょう。目印は「金剛寺のさんしゅゆ」です。さんしゅゆ(山茱萸)は中国及び朝鮮半島原産のミズキ科 サンシュユ属の落葉小高木で、その果肉は生薬として利用されてきました。葉が開くより先に開花するため、春には株全体が鮮やかな黄色に包まれます。高尾梅郷の関所梅林にも植えてありましたね。
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山あじさいを観賞しながら階段を下りていきます。左側の茂みにあったのは「お鼻井戸」。建武2年(1335年)8月4日夜の大風の為、不動堂が倒れた折、不動尊像が落ちて鼻をついた所と伝えられているそうです。今でこそ不動堂は山門前にありますが、1100年前(平安時代初期)には山中に不動堂が建立されていました。
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水量こそ少ないものの、今でも湧水が湧き出ています。
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お鼻井戸と山あじさい観賞路を挟んで聖天堂が建っています。
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聖天堂の全景です。説明板によれば、「聖天さまは歓喜天とも呼ばれ、、象頭人身の男女二神が抱擁しているお姿。夫婦円満・恋愛成就の神として又事業繁栄・商売繁盛の神として信仰を集めています。」とのことです。
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大師堂

手前が聖天堂で、奥側が大師堂、横並びに二宇建っています。
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大師堂は弘法大師様をお祀りするお堂です。お遍路の巡礼者が持つ笠には「同行二人」という文字が書かれています。ひとりは自分、そしてもう一人は弘法大師を意味します。つまり、弘法大師様と二人で巡礼の道を歩くという意味。山内八十八ヶ所巡拝路のゴール、第八十八番の霊堂でもあります。
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第五話では奥殿・上杉堂と、境内奥にある大日堂と豊泉寮に参拝します。

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高幡不動は境内に四季折々の花が咲くお寺さんです。春の梅と桜、梅雨の頃になるとアジサイ、秋口になると彼岸花と菊、晩秋の紅葉。中でも彼岸花は赤だけでなく白色の花も咲くそうです。秋になったら撮りに行ってきます!

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高幡不動(5話)
第一話:参道〜仁王門〜不動堂〜宝輪閣
第二話:弁天堂〜五重塔〜無料休憩所
第三話:山内八十八ヶ所巡拝コース〜高幡城址〜見晴し台
第四話:馬場あと〜鐘楼〜聖天堂〜大師堂(当記事)
第五話:奥殿〜上杉堂〜大日堂〜豊泉寮

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by u-t-r | 2017-08-15 16:00 | 八王子周辺エリア

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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