八王子の公園/平山城祉公園(東園-2)

八王子の公園-第9話-3
平山城祉公園/八王子市堀之内
中央広場口〜ひとときのデッキ
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野猿の尾根道を頂点としてゆっくり下っていく西園と比べて、東園には2か所の丘があり、低地は谷戸になった起伏に富んだ地形です。健脚の方は階段になった山道を登っていくもよし、お子さん連れならゆるやかな坂道を歩いていくもよし。東園の見どころは、2か所の展望広場と公園最深部の山腹にある見晴し台「そよ風のデッキ」「ひとときのデッキ」です。小鳥たちのさえずりが森の中から意外な近さで聴こえてきます。バードウォッチングにも最適でしょう。

中央広場口

中央広場口は道路に面しています。車を乗り付けることは可能ですが、一般車用の駐車場はありません。
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道路を挟んで小学校の校舎が見えます。旧・平山台小学校です。丘陵地の住宅開発にともなって開校しましたが、平成18年(2006年)3月に廃校となり、平山小学校に統合されました。今は空き教室の1・2階の一部が保育園になっています。「平山台健康・市民支援センター」バス停は保育園の裏側にあります。
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中央広場口には身体障害者用駐車スペースがあり、園内を車いすが走行可能な舗装路で回れます。送り迎えさえ家族にしてもらえば、どなたでも楽しめそうです。
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前の道路は「平山季重の道」。
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中央広場口から先は車輛通行止めです。
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平山城祉公園、東園の全体図です。現在地は東園のほぼ真ん中の中央広場口。地図を見ると「平山城祉公園入口」バス停からもっとも近い入口でした。(クリックで拡大)
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〜展望広場

中央広場口を出発して展望広場を目指します。ベンチがあるので休憩しておきましょう。
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左の階段が高台へ登る入口、ここから先は展望広場まで上りです。
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左に石垣、右に階段。石垣が見えるともうすぐです。
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案内板の横に橋がありました。
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橋を渡ると…。
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丘の頂上に到着。ここが展望広場です。
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展望広場は丘に突き出したウッドデッキになっています。手すりの前に高い木がないので眺望は抜群です。
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展望台から見える眺望の説明板がありました。あいにく薄曇りでしたので、山々はかすんで見えませんでした。(クリックで拡大)
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向こうに見える高い丘が西園の七生口あたり、野猿の尾根道でしょう。
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展望広場を後に、東園最深部を目指します。平山城祉公園は園内のアップダウンがかなりあるので、下り道は損をしたような気になる…。
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〜思い出の回廊

降りてすぐ先に、展望広場よりは小さめの展望デッキがありました。
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ここからの眺望は森の中。小鳥たちのさえずりが聴こえてきます。姿は見えないけれど色々な鳥がいるようです。説明板によると、メジロ、エナガ、ヤマガラ、モズ、ヒヨドリたちが住んでいるんだとか。そういえば園内あちこちでウグイスの声が聴こえましたっけ。
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道標は「森の湿地へ」となっていますが、下り階段から先の道は「思い出の回廊」という素敵な名前が付けられています。
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下りて下りて、また下りて…。
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あまりにたくさん見かけるのでヤマユリを撮り忘れていました。
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〜ひだまりのデッキ

階段を下りた先にあるウッドデッキが「ひだまりのデッキ」。谷戸の湿地帯に囲まれたデッキに木漏れ日が落ちて、なんだかのんびりした気分になります。
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谷戸とは丘陵地が水によって浸食された谷間のこと。昔は稲作がおこなわれ、周囲に村落が発展した場所です。
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…と、説明板「谷戸と植生」に書いてありました。ベンチと説明板は必ずセットになっているので、休憩する時に読むと楽しいです。(クリックで拡大)
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〜ひとときのデッキ

「ひだまりのデッキ」から階段を上がって「ひとときのデッキ」へ歩いて行きます。登って登ってまた登る〜、下りた分だけまた登る〜。注意看板は「転ばぬ先の杖」。雨の日など路面が濡れている時は滑りやすいので注意しましょう。
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森の中に木造の展望台が見えてきました。丘の斜面に突き出すように配置された「ひとときのデッキ」です。
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入ってみましょう。
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ひとときのデッキは六角形が2つ組み合わさったようなデザインです。高台側にベンチが2つ。ここに座って森を渡る風に吹かれると気持ちいい。歩いてきた暑さが飛んでしまいます。
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小鳥たちのさえずりがすぐ近くで聴こえます。眺望を楽しむというよりも、高い場所から森を眺めるのが「ひとときのデッキ」の目的なのでしょうね。
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ひとときのデッキの全景です。
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帰路〜平山季重の道

来た道を戻るのも芸がないので、帰りは平山季重の道でショートカットしました。東園の一番高いところまで階段を登っていきます。
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笹薮の中を通る園路。最後の上り階段です。
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前方の森が開けてきました。公園出口、平山季重の道です。
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案内板があるのが正規公園入口の証拠。この入口には名前が付いていないようです。
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平山季重の道をまっすぐ下りていきます。写真で見ると何のへんてつもない舗装路ですよね。
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前方に中央広場口の車止めが見えてきました。園路だと25分かかった道が舗装路だと10分ちょっとで中央広場口に着いちゃうんです。文明の力って偉大だなと思ってしまいました。江戸時代の主な移動手段は徒歩です。今のような舗装路もない山道を歩きで、あるいは荷車を引いて移動していたことを思うと、どんなに大変だったことでしょう。

疲れ果てた私は車でお迎えに来てもらいました。中央広場口に駐車場はありませんが、ちょっと寄せておくだけなら大丈夫。
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交通アクセス

平山城祉公園には一般車用の駐車場がありません。徒歩か路線バスで、公園北中央口か中央広場口から入園します。

●徒歩で行く場合(公園北中央口へ)
最寄り駅の京王線「平山城祉公園駅」から「公園北中央口」まで徒歩20分。
(クリックで拡大)
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●路線バスで行く場合(公園北中央口へ)
「平山城祉公園駅」から京王バス「京王堀之内駅行き(平02)」か、「京王堀之内駅」から「平山城址公園駅行き(平02)」乗車、「平山城祉公園入口」バス停下車徒歩8分。
豊田駅北口から京王バス「都営平山四丁目アパート(平山循環H)」で「平山城祉公園入口」バス停下車。
(クリックで拡大)
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●路線バスで行く場合(中央広場口へ)
「豊田駅」か「平山城祉公園駅」から日野市ミニバス「平山循環路線」乗車、「平山台健康・市民支援センター」バス停下車徒歩4分。
(クリックで拡大)
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ひだまりのデッキで案内板を読んでいたら、トレッキング姿の紳士に道を聞かれました。なんでも中高年「歩こう会」の下見だとか。持っていた公園のパンフレットをお渡ししたら大変喜んでいただけました。近々、長沼公園〜平山城祉公園〜多摩動物公園のコースを歩かれるそうです。なんという健脚!
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平山城祉公園(全3話)
→第9話:平山城祉公園(西園)|公園北中央口〜西園
→第9話:平山城祉公園(東園-1)|東園〜中央広場口
→第9話:平山城祉公園(東園-2)|中央広場口〜ひとときのデッキ(当記事)

→八王子の公園|記事一覧

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by u-t-r | 2014-12-02 16:00 | 八王子の公園

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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