八王子見て歩記/ミニ四駆の聖地(後編)

ミニ四駆の聖地(後編)
お母さんのためのミニ四駆組立て講座
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「お母さん一緒に遊んでよ!」と、かわいい息子さんに頼まれて困ってしまう代表選手がプラモデルとミニ四駆の組立て。「こうくうせんかんひゅうがなんてお母さん知りません!」「ふぁんとむぶれーどぶらっくすぺしゃる?長いわね…。パパに頼みなさい!。でもパパは毎日残業だし…。照れたような困ったような顔でモジモジされると手伝わないわけにもいかず、ニッパー片手に悪戦苦闘するお母さんたち。後編では実際にミニ四駆を組立てていきましょう。作ったのは 2014年3月発売のフレイムアスチュート(税込972円)です。

1:キット内容

箱を開けてみると、これだけの部品や説明書が入っていました。他に必要なものは単三電池が2本だけです。接着剤いらずでパチンパチンとはめていく作業がほとんど。部品の切り離し用にニッパーがあれば便利、ネジ締め付けにプラスドライバーも必要です。
(クリックで拡大)
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2:説明書

ミニ四駆のキットには詳しい組立て手順を図解した説明書が入っています。1番から順に作っていけば比較的簡単に完成させられる…はず。説明書は組立て終わっても捨てないでくださいね。修理パーツを買いに行く時に重宝しますから。「丸くてギザギザした小さな部品ください」より、「説明書のA7の部品ください」の方が話しが早いです。
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3:ボディの組立て

最初に組立てるのは車体部分(ボディ)です。(クリックで拡大)
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部品はわずか3点だけ。楽勝!(クリックで拡大)
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4:ステッカーを貼る

真っ赤なボディにステッカーを貼っていきます。シールになっているので、ペタペタ貼ればすぐ完成します。細かい部分は爪楊枝や綿棒を駆使して頑張りましょう!よし、次はステッカーが少ない車を勧めようと決心するお母さん多数。(クリックで拡大)
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ステッカーを貼り終わると、ぐっと車らしくなります。(クリックで拡大)
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5:ローラー取付け

細かい部品がいっぱい!シャーシの四隅に取り付けるローラーは、ミニ四駆がコースアウトしないための大切なパーツです。「ネジやワッシャーがどこかに行っちゃった。まぁいっか?」。いや!絶対に必要です!なくしてしまったら、えのもとサーキット様などの専門店で別売パーツとして購入しましょう。

毛足の長い絨毯の部屋では絶対組立てしないこと!私は小さなネジを1本落としてしまい、探すのに1時間かかりました。(クリックで拡大)
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ちなみにこのローラー。ミニ四駆をコーナーで安定して走らせるための部品ですが、発明したのは小学生の男の子だったとか。思いついてボタンを付けたそうですよ。やがてそのアイディアをタミヤが採用して、今ではキットに標準で入っています。(クリックで拡大)
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6:タイヤとホイール

もっとも簡単な工程です。タイヤはホイールの奥までしっかりはめましょう。(クリックで拡大)
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7:ギヤの組み込み

ミニ四駆組立ての中で最難関は、ギヤの組み込みでしょう。小さな小さなギヤの中に部品を2つはめ込む。さらにそれを車体に取り付けてから、前後をシャフトで繋いで…と。興味本位で分解しないよう言っておかなくっちゃ。(クリックで拡大)
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8:モーター

まず、モーターにピニオンギアをはめましょう。次に電池金具2つをモーターマウントに取り付けてから、モーターに装着します。完成するとこんな姿に。(クリックで拡大)
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9:スイッチの組み込み・シャーシとボディを合体

ここまで来れば完成したも同じ。シャーシにスイッチを組み込みます。(クリックで拡大)
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10:完成!

最後にシャーシとボディを合体させれば、フレイムアスチュートの出来上がり。なかなか格好良い。遊ばない時は電池を抜いておきましょう。いきなり発進したミニ四駆を部屋中追いかけたくなければ。「何もしてないのに走りだした!」ほんとか?ほんとだな!息子よ。(クリックで拡大)
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いざ!サーキットへ

せっかく完成したので、えのもとサーキット様にお願いしてコースを走らせることにしました。スイッチを入れたとたん、ホイールが勢いよく回りだします。いざスタート!
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シュカー!シュココココ!速い!速い!あまりのスピードにカメラで追いきれません。赤い残像が私の愛車、フレイムアスチュート。
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3周回ってフィニッシュ。タイムは17秒93でした。これって速い?速い?
そばにいた榎本様ったら、フフッて顔してるし。
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コース横の記録ボードを見てみました。最速は7秒63、一番遅い記録でも9秒53。がび〜ん!私の愛車の半分くらいのタイムで走りきっちゃうんだわ…。(クリックで拡大)
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これじゃ、男の子たち熱くなっちゃうわよねぇ。どんな改造をしたら速くなるのか見本を見せていただきました。持ってみると異様に重いし、お寺の釣り鐘みたいな重りが何個も付いてるし、なんだかキラキラしたパーツがいっぱい付いてるし。お金かかってそう。残念ながら写真撮り忘れました。

では、公式レースでの平均時速はどれくらいになるのでしょう。平成21年9月のコースは全長79.01mで、最速記録8.59秒。1秒に約9.2m走るので、時速にすると33km。単三電池2本で自転車の立ちこぎなみのスピードです。(クリックで拡大)
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榎本様が以前楽しんでいたラジコンボートと比べると、ミニ四駆ははるかにお金がかからないホビーです。ボートの時は月給3万円の時代にエンジンだけで1万5千円もかかったとか。よくぞ奥様に禁止されなかったものです。ミニ四駆一筋20年の榎本様より、私は奥様の方を誉めてさしあげたいっ!

それに対してミニ四駆のキット価格は900円(税別)。単三乾電池を2本買えばすぐ遊べちゃう。大人がグレードアップパーツに凝ったところで、1か月の予算5千円以内で十分なのだとか。えのもとサーキットのローカルルールで「予算2千円レース」なんてのもあるらしい。どこにお金をかけるか楽しく悩むんでしょうねぇ。小学生から30代の大人まで仲良く同じコースで競い合います。まったく!男の子って…。

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取材協力:ミニ四駆専門店 えのもとサーキット

ミニ四駆の聖地(3話)
→前編「高尾のミニ四駆専門店、えのもとサーキット」
→中編「専門店ってどんなものを売っているの?」
→後編「お母さんのためのミニ四駆組立て講座」(当記事)

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by u-t-r | 2014-05-06 16:00 | 八王子見て歩記

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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