花と山野草/バラ(後編)

八王子のローズガーデン(後編)
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こうしてガーデニングされたローズガーデンですが、わずか3年でバラがここまで育ってしまう事に驚きました。春のシーズンには1か月間に約4万個のツボミが花開き、見渡すかぎりのバラ・バラ・バラ。ゲストには帰りにバラの花束をプレゼントされたりしているそうです。

レイアウト
ガーデンのレイアウトです。エントランスは2か所設けました。通りから入る道にはクレマチスを中心に香りの強い品種を、駐車場から入る道には主にオールドローズを選んでいます。
(画像をクリックすると拡大します)

丸数字1〜23の品種は順に以下の品種です。
1.クレパスキュル、2.ニューウェーブ、3.ホワイトクィーンエリザベス、4.ニュードーン、5.サマースノー、6.ELフリージア、7.ルイスクレメンツ、8.FLアイスバーグ、9.ロイヤルハイネス、10.チャンピオンザワールド、11.ソフィーズパーペチュアル、12.ニューウェーブ、13.ダンケルク、14.HTゴールデンハート、15.ニコロパガニーニ、16.安曇野、17.ヒーロー、18.レオナルドダヴィンチ、19.ビクトルユーゴ、20.マチルダ、21.ルージュメイアン、22.イエローシンプリシティ、23.ルージュメイアン。
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センターゾーン
プロムナードからたどり着く先がゲストハウスです。庭に面した部分は天井までの開閉式ガラスドアで、晴れた日は解放して室内と庭を一体化させます。肌寒い日や雨の日でも、中に入れば快適にバラを楽しめるようにと考えました。
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ゲストハウスからは、1年に一度、5月中旬の20日間、大輪のバラが一斉に花開いたさまを楽しめます。ローズドームまでと、木製ベンチを置いたコーナーまでのプロムナードを歩きながら各種のバラを楽しめるのがこのゾーンの特長です。このベンチで記念写真を撮られる方は多いですね。
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外周プロムナード
ゲストハウスを囲むように二重のプロムナードがあります。内側にはスタンダード仕立てを、外周にはつる咲きの品種を配置しました。
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育成の苦労
住宅地の中ということもあり、このガーデンでは農薬を一切使いません。ヒジキとワカメを素材にした液体を病・虫害防止に散布し、あとは液体肥料だけです。それでも近隣の方には気をつかいます。隣地境界線に木を植えましたので、あと数年経てば大きく成長し、散布した水が飛び散ることもなくなるでしょう。

一番大変なのは水やりですね。バラ1本あたり1日約6リットル。ガーデン全体では1,200リットル/1日もの水が必要になります。1年で25mプール約1杯分ですよね。幸いなことに、このあたりは5メートルも掘れば豊富な地下水が出ます。水道水だといくらかかったやら…。
それだけ水を欲しがるくせに、雨に濡れると花が茶色に変色してしまうのもバラの特長です。1年世話して、咲くのはわずか30日程度。考えてみると割に合わない話しです。(笑)

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丹精こめて育てられたバラの見頃は毎年春です。カメラ持参で来られたお客様の中に、なにやらブツブツ独り言をつぶやきながらシャッターを押している方が…。お聞きするとバラに話しかけながら撮影していらっしゃいました。こうして撮った写真は、確かに美しかったそうです。不思議な話しですよね。

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by u-t-r | 2009-07-14 18:17 | 花と山野草

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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