花と山野草/八王子のカタクリ

八王子のカタクリの花
今年も桜の季節がやってきました。
桜の花が咲く頃は陽気が変わりやすく、花見を楽しみにする週はだいたい雨が降るか冷え込むか。花冷えという言葉がぴったりです。
思い返せば、当ブログも去年の桜の時期にリニューアルしたのでした。

片倉城址公園に花咲く
片倉城址公園は、花が好きな人や植物撮影がご趣味の方には有名な場所です。その名のとおり、かつては片倉城がありました。今は整地されていますが、本丸と二の丸があった場所は現在広場になっており、雑木林の北側斜面に可憐な花が咲いていました。見えるでしょうか?
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見えませんよね。
ではもうちょっと近づいてみましょう。
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これがカタクリの花。
3月下旬から4月初旬にかけて咲くかれんな野草です。
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カタクリはユリ科カタクリ属に属する多年草。比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に葉を展開して、可憐な花を咲かせます。初夏には葉を落として夏眠。一年間の内、春のほんの数か月しか地上に姿をあらわしません。昔はカタクリの鱗茎から片栗粉が作られていましたが、今はほぼジャガイモから抽出したデンプン粉に代わってしまいました。

花言葉は「初恋・嫉妬・淋しさに耐える」です。雑木林に春の数か月だけひっそりと姿を見せる、清楚なカタクリにふさわしい言葉ですよね。

カタクリの花が咲いている広場の隅に小さな神社が。名を「住吉神社」といい、片倉城の鬼門を守るために建てられたと言われています。由緒を見ますと「鎌倉管領片倉城主、長井大善太夫道広が応安五年(1372年)城の鎮守の神として摂津国(大阪市)住吉大社を勧請したのである。慶安二年(1649年)十月一七日、徳川三代将軍より朱印七石を受ける。境内は城址で、都の指定を昭和一一年三月受ける」とありました。

片倉城址公園は、JR横浜線片倉駅徒歩5分。
晴れた日に尾根を登ると畑越しに丹沢がきれいに見えます。
by u-t-r | 2009-04-07 18:04 | 花と山野草

UTR不動産です。八王子の歴史や暮らしをコツコツ取材しています。基本は「直接ご本人に会ってお話しを聞く!」。地元の話題が多いですが、どうぞお付き合いのほどを。


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