賃貸管理日記/こぼれ話し・野生動物
2008年 09月 16日
こぼれ話し「野生動物編」
不動産管理をしていると、色々面白い経験もします。
今回はそんなエピソードをつづってみました。
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八王子は自然環境に恵まれ、色々な小動物が多い場所です。
野ネズミ、テンにタヌキ、ハクビシン。
時に彼らは私たち管理会社と対立してしまいます。
以前ご紹介した養蜂がご趣味のオーナー様。
ミツバチの蜜を狙って襲ってくるハクビシンが悩みのタネ。
巣箱の上にブロックを何個も載せて対抗していらっしゃいます。
最初はブロック1個から始まって、最終的に4個で大丈夫と判明したそう。
「味気ないけど仕方なくてね」。
確かに風情が台なしですよねぇ…。
ハクビシンの蜜欲しいパワー=コンクリートブロック4個分かぁ。
畑の中に建っているアパート。
緑に囲まれた素晴らしい環境なのですが、野生動物もまた多い。
ある日、原因不明の水漏れが起きて呼ばれました。
水道屋さんに点検してもらったら、小首をかしげています。
見ると、水道管に小さな歯形が残って水漏れしていました。
「UTRさん、野ネズミだよ、これ」
「ネズミって鉄やコンクリートもかじるのか!」と驚きの声。
結局、アパート全室のネズミ駆除をするハメになったオーナー様。
とんだ出費に。とほほほ
シロアリが発生したと、入居者さんから急な連絡。
木造家屋にとってシロアリは天敵のようなもの。
慌てて駆け付けると、意外なてんまつが待っていました。
「シロアリね、黒いアリが食べて退治してくれたよ」
え?
聞くと、シロアリの巣にクロアリが入り込み、
片っはしから食べていったとか。
詳しい方に聞いてみると、自然界ではよくある現象だそう。
弱肉強食の外の世界で生き残れないシロアリは、
木の幹や、人間の家に活路を求めていったんだろうとか。
日当たりのいい新築物件。当然、入居希望者が殺到します。
そういうお部屋ってドバトにも人気があるんですよねー。
一度目をつけられると、ベランダが猛烈なフン害にさらされます。
当社でも忌避を狙って色々な手を試してみました。
目玉の風船、忌避剤と称する薬、磁石、CD etc。
一番効果があったのは、ゴミ箱にかけるミドリ色のカラス防止網でした。
巣をかけられやすいエアコンの室外機まわりを、これで包んでしまいます。
ファンの風はよく通るし、羽根が引っ掛かるのを嫌って鳩も寄り付きません。
フン害でお困りの方、ぜひお試しあれ!
ペット同居マンション。
最近は「ペット」ではなく「ライフパートナー」と呼ぶそうですね。
わんこと一緒に暮らしたい、にゃんこを飼ってもいいですか?
そんなお問い合わせが増えています。
人が住んでいる以上、ペットはつきものとは分かっているんですよ。
でも、残念ながら物件数が少ないのが現状です。
せいぜい、観賞魚か小鳥が限界なんです。
特にネコと暮らせる物件は皆無に近い状況です。
このお話しはいずれ別の記事でお伝えしようと思っています。
黒い怪物、別名:台所のゲリラ。
ゴキブリを嫌いな女性は多いですが、意外な方達も大の苦手。
「とても堪えられない!」と悲鳴に近いクレーム電話。
北海道ご出身の入居者にとって、見なれない生物らしい。
あちらにはいないんですかね?
女性担当者がゴキブリホイホイを差し入れてました。
団地みたいに、何棟も建て並んだんだろうか。
見たいような、見たくないような…。
イメージ写真に載せようと浅川のカルガモ親子を撮りに行ったんですが、
もうすっかり成長してしまっていて、どれが親で、どれが子やら。
パンを投げたら親子でケンカになっちゃった。はぁ…。
不動産管理をしていると、色々面白い経験もします。
今回はそんなエピソードをつづってみました。
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八王子は自然環境に恵まれ、色々な小動物が多い場所です。
野ネズミ、テンにタヌキ、ハクビシン。
時に彼らは私たち管理会社と対立してしまいます。
以前ご紹介した養蜂がご趣味のオーナー様。
ミツバチの蜜を狙って襲ってくるハクビシンが悩みのタネ。
巣箱の上にブロックを何個も載せて対抗していらっしゃいます。
最初はブロック1個から始まって、最終的に4個で大丈夫と判明したそう。
「味気ないけど仕方なくてね」。
確かに風情が台なしですよねぇ…。
ハクビシンの蜜欲しいパワー=コンクリートブロック4個分かぁ。
畑の中に建っているアパート。
緑に囲まれた素晴らしい環境なのですが、野生動物もまた多い。
ある日、原因不明の水漏れが起きて呼ばれました。
水道屋さんに点検してもらったら、小首をかしげています。
見ると、水道管に小さな歯形が残って水漏れしていました。
「UTRさん、野ネズミだよ、これ」
「ネズミって鉄やコンクリートもかじるのか!」と驚きの声。
結局、アパート全室のネズミ駆除をするハメになったオーナー様。
とんだ出費に。とほほほ
シロアリが発生したと、入居者さんから急な連絡。
木造家屋にとってシロアリは天敵のようなもの。
慌てて駆け付けると、意外なてんまつが待っていました。
「シロアリね、黒いアリが食べて退治してくれたよ」
え?
聞くと、シロアリの巣にクロアリが入り込み、
片っはしから食べていったとか。
詳しい方に聞いてみると、自然界ではよくある現象だそう。
弱肉強食の外の世界で生き残れないシロアリは、
木の幹や、人間の家に活路を求めていったんだろうとか。
日当たりのいい新築物件。当然、入居希望者が殺到します。
そういうお部屋ってドバトにも人気があるんですよねー。
一度目をつけられると、ベランダが猛烈なフン害にさらされます。
当社でも忌避を狙って色々な手を試してみました。
目玉の風船、忌避剤と称する薬、磁石、CD etc。
一番効果があったのは、ゴミ箱にかけるミドリ色のカラス防止網でした。
巣をかけられやすいエアコンの室外機まわりを、これで包んでしまいます。
ファンの風はよく通るし、羽根が引っ掛かるのを嫌って鳩も寄り付きません。
フン害でお困りの方、ぜひお試しあれ!
ペット同居マンション。
最近は「ペット」ではなく「ライフパートナー」と呼ぶそうですね。
わんこと一緒に暮らしたい、にゃんこを飼ってもいいですか?
そんなお問い合わせが増えています。
人が住んでいる以上、ペットはつきものとは分かっているんですよ。
でも、残念ながら物件数が少ないのが現状です。
せいぜい、観賞魚か小鳥が限界なんです。
特にネコと暮らせる物件は皆無に近い状況です。
このお話しはいずれ別の記事でお伝えしようと思っています。
黒い怪物、別名:台所のゲリラ。
ゴキブリを嫌いな女性は多いですが、意外な方達も大の苦手。
「とても堪えられない!」と悲鳴に近いクレーム電話。
北海道ご出身の入居者にとって、見なれない生物らしい。
あちらにはいないんですかね?
女性担当者がゴキブリホイホイを差し入れてました。
団地みたいに、何棟も建て並んだんだろうか。
見たいような、見たくないような…。
イメージ写真に載せようと浅川のカルガモ親子を撮りに行ったんですが、
もうすっかり成長してしまっていて、どれが親で、どれが子やら。
パンを投げたら親子でケンカになっちゃった。はぁ…。
by u-t-r
| 2008-09-16 16:59
| 賃貸管理日記(一般)