八王子見て歩記/長房ふれあい端午まつり
2017年 05月 30日
南浅川の空を泳ぐ鯉のぼり
長房ふれあい端午まつり
ソメイヨシノが散って、八重桜が満開になった4月末の晴天の日。南浅川の青空にたくさんの鯉のぼりが泳いでいました。普通、鯉のぼりはポールを立てて設置しますが、長房町では南浅川に渡したロープに大きな鯉のぼりを泳がせています。駐車場の前にある長房市民センター様にお聞きしたら、「長房ふれあい端午まつり」のイベントの一環として、4月15日から「鯉のぼり広場」を開園されたそうです。まつりの本番は5月4日・5日。舞踊大会やカラオケ大会をはじめ、「ふわふわ水族館」「よろいを着て写真を撮ろう」「ビンゴゲーム大会」などが開催されます。ほかにも模擬店も出店する楽しいイベントが盛りだくさん。
駐車場と長房市民センター
車で長房町を通りかかった時に見つけた鯉のぼり。「長房ふれあい端午まつり」開催中は模擬店やイベントブースなどで、駐車場が閉鎖されるそうですが、この日はまつり1週間前。車を停めて鯉のぼりを見学することにしました。駐車場の上にも鯉のぼり。会場全体でいったい何匹の鯉が泳いでいるのでしょう。
駐車場の通り前が長房市民センター様。「長房ふれあい端午まつり」のパンフレットや、長房地域住民協議会様の広報誌「ふれあい」をいただきました。まつりは長房町をはじめ、長房団地、舟田など地元の方たちが協力しあって開催されており、今年で28年目になるそうです。
上流側の鯉のぼり
「鯉のぼり広場」は南浅川に架かる陵東橋が中心です。上流と下流の上に大きな鯉のぼり、橋の上には地元の保育園の園児たちが作った小さな鯉のぼりたち。向こう岸には吹き流しが泳いでいました。
上流側の鯉のぼりです。南浅川は多摩川水系の一級河川。水源地は子仏峠付近で、下流は元本郷町付近で浅川(北浅川)に合流します。この日は晴れたり曇ったりで、しかも風が吹いたり止まったり。なかなかきれいに泳ぐ姿を撮れませんでした。(クリックで拡大)
春真っ盛りの青空を泳ぐ鯉たち。青、緑、オレンジ、黒、ピンク。他にも水色や黄色、金色などがありました。(クリックで拡大)
その時、ちょうどいい風が!鯉のぼりが一斉に泳ぎはじめました。これだけの数が泳ぐと壮観です。(クリックで拡大)
陵東橋の小さな鯉のぼり
桜のトンネルをくぐって陵東橋に行ってみましょう。手前は花の時期が終わったソメイヨシノ、向こうは満開の八重桜です。
橋の欄干の上に小さな鯉のぼりがたくさん泳いでいました。1匹1匹に名前が書いてあり、どうやら保育園ごとにデザインテーマを決めて園児たちが作ったようです。広報「ふれあい」によると、4歳児、5歳児がクラスで話し合って、一匹ずつ鯉のぼりを作っていったそう。園によって、白い布だったり、ビニールだったりと素材は様々でした。(クリックで拡大)
元気よく泳ぐ小さな鯉たち。大きな鯉のぼりにも負けていません。子どもさんの数だけ、鯉のぼりの数だけ個性があるわけで、どれひとつとして同じ鯉はいません。(クリックで拡大)
下流側の鯉のぼり
陵東橋の上から下流側の鯉のぼりを見学しました。新緑と春の空を背景に泳ぐ鯉たち。風に吹かれて気持ちよさそうです。(クリックで拡大)
やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとおさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる
子どものころ、鯉のぼりは黒い鯉がお父さん、緋鯉がお母さん、小鯉が子どもたちだと信じていました。ところが、童謡「こいのぼり」の歌詞をよく見るとお父さんと男の子だけでお母さんが登場しません。江戸時代の鯉のぼりは男の子を意味する黒色の真鯉一匹だけを飾っていました。これが二匹になったのは明治時代。家長時代の名残が歌詞に残っているんです。
鯉のぼりの由来は竜門の滝を鯉がのぼると竜へと変化すると云われることから、男の子の立身出世を願うという意味が込められていたようです。でも、今は男女平等の世の中だから女性上司だって珍しくありません。長房町の鯉のぼりに黒い真鯉より緋鯉の方が圧倒的に多いのは女性が強くなったから?(クリックで拡大)
長房ふれあい端午まつり
駐車場と長房市民センター
車で長房町を通りかかった時に見つけた鯉のぼり。「長房ふれあい端午まつり」開催中は模擬店やイベントブースなどで、駐車場が閉鎖されるそうですが、この日はまつり1週間前。車を停めて鯉のぼりを見学することにしました。駐車場の上にも鯉のぼり。会場全体でいったい何匹の鯉が泳いでいるのでしょう。
駐車場の通り前が長房市民センター様。「長房ふれあい端午まつり」のパンフレットや、長房地域住民協議会様の広報誌「ふれあい」をいただきました。まつりは長房町をはじめ、長房団地、舟田など地元の方たちが協力しあって開催されており、今年で28年目になるそうです。
上流側の鯉のぼり
「鯉のぼり広場」は南浅川に架かる陵東橋が中心です。上流と下流の上に大きな鯉のぼり、橋の上には地元の保育園の園児たちが作った小さな鯉のぼりたち。向こう岸には吹き流しが泳いでいました。
上流側の鯉のぼりです。南浅川は多摩川水系の一級河川。水源地は子仏峠付近で、下流は元本郷町付近で浅川(北浅川)に合流します。この日は晴れたり曇ったりで、しかも風が吹いたり止まったり。なかなかきれいに泳ぐ姿を撮れませんでした。(クリックで拡大)
春真っ盛りの青空を泳ぐ鯉たち。青、緑、オレンジ、黒、ピンク。他にも水色や黄色、金色などがありました。(クリックで拡大)
その時、ちょうどいい風が!鯉のぼりが一斉に泳ぎはじめました。これだけの数が泳ぐと壮観です。(クリックで拡大)
陵東橋の小さな鯉のぼり
桜のトンネルをくぐって陵東橋に行ってみましょう。手前は花の時期が終わったソメイヨシノ、向こうは満開の八重桜です。
橋の欄干の上に小さな鯉のぼりがたくさん泳いでいました。1匹1匹に名前が書いてあり、どうやら保育園ごとにデザインテーマを決めて園児たちが作ったようです。広報「ふれあい」によると、4歳児、5歳児がクラスで話し合って、一匹ずつ鯉のぼりを作っていったそう。園によって、白い布だったり、ビニールだったりと素材は様々でした。(クリックで拡大)
元気よく泳ぐ小さな鯉たち。大きな鯉のぼりにも負けていません。子どもさんの数だけ、鯉のぼりの数だけ個性があるわけで、どれひとつとして同じ鯉はいません。(クリックで拡大)
下流側の鯉のぼり
陵東橋の上から下流側の鯉のぼりを見学しました。新緑と春の空を背景に泳ぐ鯉たち。風に吹かれて気持ちよさそうです。(クリックで拡大)
やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとおさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる
子どものころ、鯉のぼりは黒い鯉がお父さん、緋鯉がお母さん、小鯉が子どもたちだと信じていました。ところが、童謡「こいのぼり」の歌詞をよく見るとお父さんと男の子だけでお母さんが登場しません。江戸時代の鯉のぼりは男の子を意味する黒色の真鯉一匹だけを飾っていました。これが二匹になったのは明治時代。家長時代の名残が歌詞に残っているんです。
鯉のぼりの由来は竜門の滝を鯉がのぼると竜へと変化すると云われることから、男の子の立身出世を願うという意味が込められていたようです。でも、今は男女平等の世の中だから女性上司だって珍しくありません。長房町の鯉のぼりに黒い真鯉より緋鯉の方が圧倒的に多いのは女性が強くなったから?(クリックで拡大)
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泳いでいる鯉のぼりをよく見ると、お名前が手書きされた鯉が何匹もいました。中には娘さんを含む三人のお名前も。きっと、お子さんの健やかな成長を願って親御さんが書かれたのでしょうね。作業していた方にお聞きしたら、三多摩のみならず全国から鯉のぼりの寄贈を受けたそうです。-----------------------------------------------------------------------------------------------
by u-t-r
| 2017-05-30 16:00
| 八王子見て歩記