事業用物件レポート/空調機の交換
2008年 12月 16日
空調機の交換
深夜の八王子
オフィスビルの空調機交換作業を見学しました。
師走の深夜、ただでさえ冷え込みのきびしい冬の八王子です。
この日、0時には外気温が零下3度まで下がりました。
う〜〜〜寒い!
キュービクルで書いた通り、ビル屋上の各施設の更新は、
基本的に新しいものとまるごと交換です。
作業はクレーン車で一気に行います。
今回は古いチラーを屋上から降ろして防震架台を交換・設置。
その後、新しい空冷ヒートポンプチラーを同じ場所に据え付けました。
運転開始は配管・電源工事や保温仕上げ作業を行い、試運転を終えてからになります。
現場は交通量の多い場所でしたので、道路使用許可確認が下りたのは、
深夜0時から午前5時までの時間帯。真夜中でした。
揚重作業
まず揚重の作業準備です。
ビル正面の道路にポールを立てて通行止めにし、クレーン車が止まる場所を確保します。
なにせ9階建ビル屋上への揚重ですから、アームをかなり伸ばします。
車体の幅だけでなく、アウトリガー(足)の分もスペースが必要です。
場所の確保が終わったところにクレーン車が到着。
オペレーターさんがきびきびと準備をしていきます。
そこへトラックが2台やってきました。
1台はま新しい空調機を積んでいます。間近で見ると大きいっ!
さっそく重量物用ベルトスリングを機械にかけて揚重の下準備です。
空調用室外機といっても家庭用エアコンとはケタが違います。
家庭用エアコンでは、6畳用/2.2kW、8畳用/2.5kW、というように、
冷暖房能力の目安を部屋の広さで表わしますが、業務用は「馬力」です。
今回のものは、80馬力/236kWもあり、重量約3.5トン。
冷暖房能力は家庭用の100倍以上あるそうです。
いったい何畳用になるんでしょうね…。
新しい機械を上げる前に、古い機械を降ろします。
すでに取付けボルトを外してあった空調機が、はるか上空から下りてきました。
そのまま空の荷台に乗せて、1台目のトラックが出発。
いよいよ新しい空調機を荷揚げします。
クレーンは、3.5トンもある重い機械を軽々と持上げて上空へ。
それこそ、あっという間に屋上まで運び上げてしまいました。
うれしいプレゼント
時計を見るとすでに午前2時半です。
厳冬の屋外での見学が終わったら、歯の根が噛み合ないくらい、
身体がぶるぶる震えてしまっていました。
終わって帰ろうとしたら、クレーン・オペレーターさんから
素敵なプレゼントをいただきました。
それは温かい飲み物。
涙が出るくらいうれしい!おいしい!
見学していただけなのに、私の分まで用意してくださっていたのです。
なんとおやさしい…。
厳しい寒さの中、夜を徹する仕事に胸が熱くなるとともに、
役割を終えて去って行く古い外調機を感謝の気持ちで見送りました。
翌日、屋上にて。
こんなに大きなものを一晩で入れ替えたんですよ。
深夜の八王子
オフィスビルの空調機交換作業を見学しました。
師走の深夜、ただでさえ冷え込みのきびしい冬の八王子です。
この日、0時には外気温が零下3度まで下がりました。
う〜〜〜寒い!
キュービクルで書いた通り、ビル屋上の各施設の更新は、
基本的に新しいものとまるごと交換です。
作業はクレーン車で一気に行います。
今回は古いチラーを屋上から降ろして防震架台を交換・設置。
その後、新しい空冷ヒートポンプチラーを同じ場所に据え付けました。
運転開始は配管・電源工事や保温仕上げ作業を行い、試運転を終えてからになります。
現場は交通量の多い場所でしたので、道路使用許可確認が下りたのは、
深夜0時から午前5時までの時間帯。真夜中でした。
揚重作業
まず揚重の作業準備です。
ビル正面の道路にポールを立てて通行止めにし、クレーン車が止まる場所を確保します。
なにせ9階建ビル屋上への揚重ですから、アームをかなり伸ばします。
車体の幅だけでなく、アウトリガー(足)の分もスペースが必要です。
場所の確保が終わったところにクレーン車が到着。
オペレーターさんがきびきびと準備をしていきます。
そこへトラックが2台やってきました。
1台はま新しい空調機を積んでいます。間近で見ると大きいっ!
さっそく重量物用ベルトスリングを機械にかけて揚重の下準備です。
空調用室外機といっても家庭用エアコンとはケタが違います。
家庭用エアコンでは、6畳用/2.2kW、8畳用/2.5kW、というように、
冷暖房能力の目安を部屋の広さで表わしますが、業務用は「馬力」です。
今回のものは、80馬力/236kWもあり、重量約3.5トン。
冷暖房能力は家庭用の100倍以上あるそうです。
いったい何畳用になるんでしょうね…。
新しい機械を上げる前に、古い機械を降ろします。
すでに取付けボルトを外してあった空調機が、はるか上空から下りてきました。
そのまま空の荷台に乗せて、1台目のトラックが出発。
いよいよ新しい空調機を荷揚げします。
クレーンは、3.5トンもある重い機械を軽々と持上げて上空へ。
それこそ、あっという間に屋上まで運び上げてしまいました。
うれしいプレゼント
時計を見るとすでに午前2時半です。
厳冬の屋外での見学が終わったら、歯の根が噛み合ないくらい、
身体がぶるぶる震えてしまっていました。
終わって帰ろうとしたら、クレーン・オペレーターさんから
素敵なプレゼントをいただきました。
それは温かい飲み物。
涙が出るくらいうれしい!おいしい!
見学していただけなのに、私の分まで用意してくださっていたのです。
なんとおやさしい…。
厳しい寒さの中、夜を徹する仕事に胸が熱くなるとともに、
役割を終えて去って行く古い外調機を感謝の気持ちで見送りました。
翌日、屋上にて。
こんなに大きなものを一晩で入れ替えたんですよ。
by u-t-r
| 2008-12-16 18:51
| 事業用物件レポート